自宅警備室

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【リィンカネ】遊んでみたので感想

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2021年の2月19日にリリース開始した、ニーアシリーズの新作スマホゲーム【NieR_Reincarnation】。(以降、リィンカネと呼ぶ)
ニーアシリーズのファンとしてストーリーが気になったので、実際に遊んでみました。
今回は遊んでみた感想を紹介していきます。遊んでみようか悩んでいる方の参考になれば幸いです。
また、今回の内容はネタバレを含むので、ネタバレが嫌な方は読まないことをおすすめします。

なお、今回は3章までの感想になります。以降のシステムについては一切触れていませんのであしからず。

【リィンカネ】遊んでみた感想

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戦闘はシンプルなターン制。ゲームが苦手な人でも平等に戦える戦闘システムと言えるでしょう。
基本的にはオートで攻撃してくれて、タイミング回避などのアクション要素はほとんどありません。
戦略性としては、パーティーの組み合わせや武器の属性、レベルぐらいです。
攻略にテクニックが必要ないので、アクション要素が苦手な人にとっては嬉しいと思います。
ただ、ニーアシリーズをアクションゲームとして楽しんだ人にとっては物足りなさを感じてしまうでしょう。
実際に私は、戦闘を何度かやっただけで飽きてしまいました。

目玉にしていただけあって、映像はかなり綺麗です。
主人公(?)のフィオを動かす場面では、透明感と奥行きのある空間を、
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ストーリーパートでは、趣が変わって絵本のようなテイストのビジュアルが楽しめます。
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ただし、フィオを動かす場面でもストーリーパートでも、道はほとんど1本道なので、オープンワールドのような自由度はありません。
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チュートリアルさえ終わってしまえば、フィオのオート操作も可能なので、見ているだけでストーリーを進めることも可能です。
※ストーリーパートはスキップのみで、オート操作はできない

総合的に見て、『ゲームとしてではなく映像や音楽、ストーリーを楽しむもの』としてなら楽しめる作品であると感じました。
では、次からは肝心のストーリーを見ていきましょう。

【リィンカネ】のストーリー【ネタバレ注意】

リィンカネのストーリーは主に2つの流れで構成されています。

1つ目は、主人公であるフィオがサポート役であるママに導かれながら檻の中を探索するパート。
フィオは記憶や声を含めた“大切なもの”を失っており、それらを取り戻すために檻(ケージ)の中を進んでいくことになります。

2つ目は、武器が記憶している過去を見るパートです。
こちらがメインのストーリーと言っても過言ではないでしょう。こちらは1章4話で構成されており、話によって登場人物や主人公は異なります。
4話で構成されている短編小説のようなものです。

以上の2つのパートを行き来しながら、フィオは大切なものを取り戻すために“歪められた武器の記憶”を正していきます。
フィオが失った“大切なもの”とは何か、檻とは何のために存在するのか、武器の記憶とは何なのか、などが現在のストーリーにおける謎になります。

ニーアシリーズとの関連性は?

ニーアシリーズとの関連性を感じられたのは、3章のストーリーまででは【機械兵】や【機械の義手】などの存在くらいでしょう。
ストーリー以外でのニーアシリーズとの関連性は以下の3つです。

  • 「NieR」シリーズ最新作との公式からの発表
  • 音楽、ビジュアル
  • 「NieR」シリーズでお馴染みヨコオタロウ氏がシナリオを担当

※また、現在ニーアレプリカントとのコラボを開催していますが、こちらはメインストーリーとは全く関係のないサブとしてのコラボなので関連性としては含めませんでした。

これからニーアシリーズとどう関係していくのか、非常に気になるところでしょう。


家っ子。