自宅警備室

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【片付け本3冊分まとめ】物を減らす、という片付け方

スッキリとしたシンプルな部屋に住みたい。
持っている物は必要最低限で、クローゼットを開いてもゆとりがある。
何だったら四畳半の部屋で事足りる、みたいな生活に憧れる。

しかし、現実は違う。
お気に入りの漫画、読みたい本、ゲームの初回限定版BOX。
どんどん物は増えていく。
遊び終わったゲームや読み終わった本などは定期的に売却しているのに、一向に部屋が片付かない。

「このままじゃいかん!」と思い立ったのでKindleで片付けの本を読んでみた。
今回読んだのはこの3冊。

ネコちゃんのスパルタおそうじ塾

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どれも本編が漫画になっていて、章ごとに解説として文章が入る程度。
さらっと読める上に部屋が綺麗になっていく様子が分かりやすいので「自分もやってみよう!」という意欲が湧きやすい。
片付けのモチベーションを保つ、という目的においてはかなり役立つ。

今回、上記の3冊をまとめて紹介した理由は、
3冊とも【物を減らす】事に重点を置いた内容だったから。
(当たり前だけど、断捨離の本は特に)

物を減らさなければ物をしまう場所が出来ない。
物がしまえなければ、部屋は散らかったまま。
つまり、『部屋が散らかっているのは物が多すぎるから』といった感じだ。

ここからは、私がこの3冊を読んでいいなと思った部分を5つまとめた。

①モチベーションを保つ

基本だけど、一番難しいポイント。
「よし、片付けよう」と意気込んでも気が付いたら挫折してた人も多いはず。
『出来る時に少しずつ作業する』
『疲れている時は無理して作業しない』
『少しでも片付けられたら自分を褒める』
など、自分に合った方法でモチベーションを保つことが大切。
ちなみに私は、『片付けの本を読む』がモチベーションを維持する方法だった。

②大きい物から片付ける

大きい物を片付けると、それだけでかなり部屋がスッキリして見えるようになる。
目に見えた成果があると、やる気の維持もしやすいのでおすすめ。

③片付ける場所を限定する

引き出し一段だけ、机周りだけ、棚の上だけ、みたいな感じで場所を限定して片付ける方法。
場所を限定することで、「どこから手をつけたらいいんだ…」みたいな迷いも軽減される。
また、片付ける場所を狭めるほど片付けのハードルは低くなる。
やる気が出ない時は『ペン立ての中身を仕分けする』くらいの小さなことだけをやればいい。

④迷わない物から片付ける

物の取捨選択をするのは、意外と頭と体力を使う。
特に物を減らすことに抵抗がある間は、「目に見えて必要ないもの」を優先的に片付けるといい。
おすすめはキッチン。
消費期限が切れた食品は「目に見えて必要ないもの」なので、迷わず捨てよう。
捨ててるうちに、物を減らすことの抵抗感も薄れていく。

⑤物を完全に減らす必要はない

あくまでも【部屋をスッキリさせたい】から【物を減らす】のである。
『必要ないものは全て減らす必要がある』と思ってしまう人もいるかもしれないが、勘違いしてはいけない。
とにかく物を減らす、なんてことをしていたら残るのは何もない部屋だけだ。
あくまでも、
『大切な物が不必要な物に埋もれないように』
『大切な物をしっかり把握出来るように』
するために物を減らすだけ。
自分にとって大切な物は、減らす必要はない。
自分にとって【本当に大切な物】は何か、改めて考えながら片付けてみよう。

実際に片付けをやってみて

片付けの本を読んで「やってみよう」と思ったはいいが、正直、今さら減らせるような物なんか無いだろうと思っていた。
冒頭でも話したように、不要になった本や漫画、ゲームなんかはこまめに売ってしまっている。
残っている物はどれも大切な品物に違いない、と。

しかし、いざ作業を始めてみると不要な物がどんどん出てきて驚いた。
例えば、イベントで貰った小物、衝動買いしたキャラクターグッズ、1度着たきり押し入れで眠っていた洋服、など。

「こんなのあったんだ」と、持っていた事すら忘れていた物はとにかく処分した。
おかげで、部屋は多少スッキリしてきた気がする。
この調子で、どんどん片づけをしていきたいと思う。