自宅警備室

ゲーム、アニメ、読書。雑多な感想の置き場

ルーンファクトリー4 special を遊んでみた感想

今回紹介するゲームはSwitchのルーンファクトリー4 special』

f:id:utikko:20210327163615j:plain

 

ルーンファクトリーは、元は牧場物語シリーズのスピンオフ作品として作られていた。

今はそれぞれ独立したシリーズとして取り扱われているので、似ている部分もあれば大きく違う部分もある。

今回は“牧場物語シリーズとの違い”に着目しつつ、魅力やゲームシステムを紹介していく。

 

あらすじ

届け物の最中に賊に襲われ、記憶を失ってしまった主人公。飛行船からも落下してしまい途方に暮れていたところ、ひょんなことからセルフィアの街にて王族代理として職務に就くことに。

主人公は王族代理として街を繁栄させつつ、次々と起こる事件を解決していく。

牧場物語シリーズとの違い

牧場物語ルーンファクトリーの違いは主に以下の2つ。

  • アクション要素がある
  • 明確なストーリーがある

 

アクション要素がある

ルーンファクトリーには敵となる魔物が存在する。

戦闘することになるため、攻撃を避けたり、攻撃を当てたりなどのアクション要素がある。

と言っても、相手の挙動をつぶさに観察して攻撃を避ける必要はない。

レベルを上げたり、武器や防具を強化したりすることで、ゴリ押しでも倒せるようになる。

加えて、アクション難易度は4段階から選べる。

アクションが苦手な人でも、難易度を下げてしまえばあまり気にならないだろう。

明確なストーリーがある

個人的には、これがめちゃくちゃ大きい要素だと思う。

牧場物語では、『街を繁栄させる』とか『牧場を豊かにする』とか、漠然とした目的だけがあって、自分で目標を決めて作業していくことが多い。少なくとも私が遊んだ牧場物語作品はそうだった。

それがルーンファクトリーだと、『何か事件起こったみたいだ◯◯の洞窟に行ってみよう』みたいなストーリー展開がある。

もちろん、ストーリーを急いで進める必要はない。好きなだけ寄り道をした後でストーリーに着手したっていい。

ある程度進めてから放置する、なんてことも出来る。

やることは自由に決めつつ、"ストーリー"という道しるべがあるのは非常に有難い。

次からは、ルーンファクトリーを遊んでみて感じた魅力を紹介していく。

魅力①出来ることがとにかく多い

f:id:utikko:20210327164315j:plain

農業・戦闘・料理など、ルーンファクトリーで出来ることはとにかく多い。

他にも自分で武器や農具を作成するクラフト要素や、モンスターを仲間にして一緒に戦う育成要素などがある。

また、住人と好感度を上げていけば、お付き合いや結婚することも出来るようになる。

魅力②すべてのことに無駄がない

f:id:utikko:20210327163811j:plain

ルーンファクトリーには、農業・戦闘・クラフト、すべての要素にそれぞれレベルの概念があり、レベルを上げると主人公のステータスも一緒に成長するようになっている。

畑を耕せばクワレベルが、水やりをすれば水やりレベルが、釣りをすれば釣り竿の熟練度レベルが上がる。そして、レベルが上がるほど主人公のステータスも成長していく。

なので、戦闘とは全くの関係がないように見える農作業や釣り、クラフト要素までもが全て主人公の育成に繋がっていく。

畑仕事などに没頭していても自然と成長することが出来るので、思う存分好きなことを楽しみながらストーリーを進められる。

あと、どんな作業をしていてもレベルが上がっていく様を見るのは爽快だ。

残念ポイント

f:id:utikko:20210327163731j:plain

住人や主人公の挿絵は可愛いのに、3Dモデルが少し不恰好なのが最大の残念ポイント。

ただ、住人との会話時には毎回挿絵が表示されるのであまり大きな問題ではないように思う。

f:id:utikko:20210327164341j:plain

 

f:id:utikko:20210327164353j:plain

 

f:id:utikko:20210327164403j:plain

表情差分も充実しているから、住人の魅力は十分に伝わる。

あと、ちょっとした着せ替え要素(頭防具が見た目に反映される)もあるのだが、見た目が変わる部分は少ないのであまり代わり映えはしない。

 

総評

コツコツと作業するのが好きな人は間違いなくハマる作品。

物語を進めるために戦闘は必須だが、難易度選択やゴリ押しも可能なため、気負う必要はない。

3月29日までダウンロード版の半額になっているので、興味がある人はこの機会にぜひ買って遊んでほしい。